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2009年6月27日 (土)

美星、墜つ。

あんなに若いのに。
まだまだこれから現役なのに。
美しく、才能に恵まれていたのに、こんなに早く逝ってしまうなんて…。

M・ジャクソン氏とファラ・フォーセットメジャーさんのことではありませんよ。
コピーライターの真木準氏が22日朝、急性心筋梗塞で亡くなりました。代表コピーは全日空の「でっかいどお。北海道」。享年六十。

プロフが若干ばればれですが、ぼくがこの仕事をスタートした頃、いいなあと思ったのが真木さんのコピー。糸井重里さんは天才的、仲畑貴志さんは職人的。おふたりとも広告業界の二枚看板だった。でもぼくがあんなコピーが書きたいなあ、とお手本にしたのが真木さん。日常を、身の丈のまま芸術化したような真似の出来ないコピー。300年前なら芭蕉の仕事です。
これを真似ようとしたものですが、今回年齢が意外と若く、自分とさほど離れていないことを知り、また驚きました。
死因の心筋梗塞というのもこの業界の容赦なさが垣間見えて悲しい。
心よりご冥福をお祈りします。

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2009年6月22日 (月)

老眼鏡デビュー

ぼくの年齢だと早いのか?遅いのか?

先週末、仕事に使う予定の観光ガイドマップを購入しました。以前から自覚症状があったものの、開いて見てびっくり。文字がまったく読めない…。
日頃講座のテキストが現場で見えず、どうしようか?と悩んでもいたのでついに、老眼鏡購入。

家族の情報により、ビームスでおしゃれな迷彩柄の細身のめがねを選んでみました。
笑ってしまうほど、小さな字までよく見える。
もともと強度の近視なので、これで近くも遠くも両方見えなくなったということ。

印象派の絵の中に迷い込んだように、景色はぼんやり幽玄に。回りの女性はすべてほんのりと美しく見えます。記憶もぼけているはずなので、人格もきっと、もっと円満になるはず。

この新しい視野ではじまる、未知の読書生活も楽しみ。今まで気づかず、読み飛ばしてきたかもしれない、新たな発見にワクワクしています。

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2009年6月 5日 (金)

夏の風物詩「能の虫干し」。金剛能楽堂 能面装束展覧会

 クリーニングが日常化した今、「虫干し」という習慣もすっかり廃れてしまった感がありますね。しかし、600年以上の歴史を誇る能の世界では、今も「虫干し」の習慣は健在です。重文や指定文化財とされる桃山時代・江戸初期の能面や能装束。利休時代の茶器と同様、博物館のガラスケースに鎮座まします美術品と思いきや、ところがどっこい、しっかり実用品なのです。たとえば赤鶴や越智の本面も、能一番、一時間半の間に役者の息とよだれでびしょびしょ。秀吉拝領の唐織は汗でずくずく…。しかし600年間、そんなことは承知の上で、舞台の上で使われ続けた、れっきとした”道具”という位置づけです。

 さて、能楽堂の虫干しとは、例年能興行の合間となる夏季に行われる、能面・能装束の乾燥、保管のための歳時記。日頃収蔵している道具に風を入れ、一年間の汗と湿気を飛ばして、大事な装束や面をリフレッシュさせる、なくてはならないメンテナンスです。能楽堂の舞台と見所いっぱいに全収蔵作品を並べて干す、壮観な見もの。もちろんこれは流儀・ファミリー内の行事ですので非公開のはずですが、場所により一般の方にも公開・展示し、めったにお目にかかれない名作・名品にじかに触れてもらおうとする団体もあります。京都金剛能楽堂が、その貴重な場のひとつ。

 7月25日、京都金剛能楽堂において「虫干し」展覧会が開催されますのでご案内しましょう。

http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/28/0000755028/77/img92a8ea39zikazj.jpeg?t=20090604220637

http://www.chunichi-culture.com/

※画面中ほどの「紀行講座のご案内」バナーをクリックしてください。

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