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2006年1月 9日 (月)

恐るべき、せどらー

ある本が翻訳資料として必要なので、ネットで探しました。ジャンルはポピュラーだけど、専門書だし、発行も1987年なので、当然新本は絶版、再版なし。アマゾン マーケットプレイスでやっとこさ古本をみつけたが、定価\3500のところ確か\5000以上の価格設定で、少し高い。出品者に「定価程度になりませんか…」と問合せメールを送ると、「当社は値引きしません」との返答が。まあ、図書館にもあるしと放っておきました。1~2週間後、他の出品もあるかもと、再度アマゾンで検索してみると、その出品者はなんと\15000に大幅プライスアップ! ヤフーブックでは\18000で出していました。(これは2ヶ月ほど前の話しだけど、今もこの値段でだしています) 「せどらー」と呼ばれる彼等の正体は「せどり」を行う古本の仲買人です。BOOK OFFで\100均一本を仕入れ、アマゾンで無茶苦茶高く売る、というのが基本的な商売のやり方。仕入れの商品知識がないので、検索や予約注文リストなどのネットツールを活用し、高値販売可能商品を仕入れるという。なれれば、学生アルバイトでも月30万円稼ぐともいわれています。ぼくのケースでは、稀少本へ「問合せ」のあるアイテムは、絶対売れるので「値づけは、さらに厳しくせよ」と、おそらくマニュアルにあったのだと思う。「\0000で、買いたい」は、必要だが予算ははっきり決まっているよ、だめならいらないよ、というメッセージです。客やマーケットニーズにより、商品と価格が存在する、というマーケティングの基本がないので、近頃おかしなことが起こるなあ…と失笑しました。ちなみに、必要だった本は、そのあとすぐ古書販売ポータルで定価より安く、手に入りました。URLはこちら

http://www.kosho.or.jp/index.html

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